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JIS T8025
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JIS T8025:2018 pdfダウンロード。防護服−溶融金属の飛まつ(沫)に対する 防護服材料の測定方法 Protective clothing-Determination of behaviour of materials on impact of small splashes of molten metal 1 適用範囲 この規格は,防護服に用いる材料が溶融した金属飛まつ(沫)に接触した際の特性を評価するための試験方法について規定する。 この試験方法は,標準化された条件下での材料の特性を評価するものであり,溶融鋳鉄とその他の溶融金属の大きな飛まつ(沫)との接触に関する特性評価は,適用対象外である。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 9150:1988,Protective clothing−Determination of behaviour of materials on impact of small splashes of molten metal(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS C 1602 熱電対 JIS C 1604 測温抵抗体 JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則 注記 対応国際規格:ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD) JIS Z 3316 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼のティグ溶接用ソリッド溶加棒及びソリッドワイヤ 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 金属溶滴(drop) 溶接トーチによって飛散した滴。 3.2 記号(symbol) f 金属溶滴の落下頻度で,分当たりの数で表示する。 m 金属溶滴の質量で,グラム単位で表示する。 X 試験片の裏面の温度を40 ℃上昇させるために必要とする金属溶滴数。 4 原理 垂直に配置した試験片表面に溶融金属溶滴をあて,試験片裏面の温度が40 ℃上昇するために必要な金属溶滴数を計測する。 5 試験装置 5.1 溶融金属溶滴の生成装置(図1及び図2参照) 軟鋼棒(5.5)末端を,オリフィス径1.2±0.1 mmの酸素アセチレン溶接トーチバーナーで溶かす。軟鋼棒はプーリー及びロープを備えた変速モーターによって移動し,釣合いおもりが付いた軟鋼棒ホルダーに取り付けられている。 溶接トーチバーナーの軸は,軟鋼棒に対して垂直にする。軟鋼棒と溶接トーチバーナー先端との距離dは調節可能なものでなければならない(図1及び図2参照)。 酸素及びアセチレンの供給流量は流量計を用いて制御する。09-07 JIS T8025
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