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JIS T8026:2018 pdfダウンロード。防護服−溶融金属に対する評価方法 Protective clothing-Assessment of resistance of materials to molten metal splash 3.2 溶融金属飛散インデックス(molten metal splash index) PVCセンサーフィルムに損傷が生じる最小質量に等しい数字。 4 原理 試験片ホルダーに取り付けた試験片に,一定量の溶融金属を流下させ材料の熱伝達性を試験する。PVCセンサーフィルムを試験片の裏面に重ねて固定し,溶融金属の流下後のPVCセンサーフィルムの変化を記録し,損傷度合を評価する。試験片表面への金属の付着の場合には記録する。結果に応じて金属の質量を増減させ,PVCセンサーフィルムに損傷が生じる最小質量が得られるまで試験を繰り返す。 5 試験装置 5.1 金属及び氷晶石 附属書Aに規定する金属及び氷晶石。 5.2 PVCセンサーフィルム 単位面積当たりの質量が300±30 g/m2のPVCの合成皮革(皮革模様を型押しした面を表とする。)。附属書Bに規定する試験で,ブロック温度166±2 ℃で変形を示さず,ブロック温度183±2 ℃で平滑化又は変形を起こす性能のもの。附属書Bに規定するPVCセンサーフィルム1)の性能確認試験後,30日以内に本試験を行う。 注1) PVCセンサーフィルムは,Health & Safety Laboratory, Harpur Hill, Buxton, SK17 9JN, Englandから入手できる。この情報はこの規格の利用者の便宜のためのもので,推奨ではない。同じ結果が得られることが示されれば,同等の製品を使用することができる。 5.3 るつぼ 外形寸法は高さ97 mm,上面直径80 mm,底部直径56 mm及び容量(縁まで満たして)190 mLのもの(図1参照)で,かつ,注ぎ口がなく,滑らかな縁のものを用いる。 5.4 るつぼ挟み 溶融金属を入れたるつぼを炉から試験装置へ素早く,かつ,安全に移すことができるものでなければならない。 5.5 炉 附属書Aに規定する試験温度より100 ℃高い温度で稼働できるもの。炉のタイプは,マッフル炉又は誘導型炉とする。 5.6 温度計測器2) 溶融金属の温度を±10 ℃の精度で1 650 ℃まで測定可能な熱電対又は非接触式温度計。 注2) これに適した装置は,U字管熱電対である。Heraeus Electro-Nite Ltd., Chesterfield, S41 9ED, Englandから入手できる。この情報はこの規格の利用者の便宜のためのもので,推奨ではない。同じ結果が得られることが示されれば,同等の製品を使用することができる。 5.7 流下装置 図1に流下装置の一例を示す。流下装置は,角速度を調節可能な駆動装置,るつぼホルダー,るつぼ,支柱,試験片ホルダー,サンドトレーから成る。 るつぼホルダー及び駆動装置から成る流下装置は,るつぼから溶融金属を注ぎ出す縁が駆動軸の回転軸上にあるようにする。 図2に駆動軸,るつぼの頂点及びるつぼホルダーの上面を同一面上とした装置の一例を示す。09-07 JIS T8026
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