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JIS X0154
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JIS X0154:2018 pdfダウンロード。システム及びソフトウェア技術− 製品ライフサイクル,利用者及びサービス マネジメントの文書化のためのコンテンツ管理 Systems and software engineering-Content management for product life-cycle, user and service management documentation 1 適用範囲 この規格は,次によって制作されるコンテンツを効率的に作成及び管理するための要求事項を規定する。 − システム及びソフトウェア製品のライフサイクル全体を通して − システム及びソフトウェアのための利用者用文書類の準備のため − ITサービスの管理のため この規格は,コンテンツ管理に使うツール,プロトコル,及びシステムには依存しない。この規格は,ソフトウェア資産の構成管理は取り扱っていない。 この規格で管理するコンテンツには,次を含む。 − トピックの集合,操作説明書,ガイド,組込みの利用者支援,スタイルガイド,ビデオ,その他の媒体などの利用者への情報,及びシステム又はソフトウェア製品の効率的な利用を助けるためのその他のコンテンツ − 設計文書,ユースケース,ペルソナ,プロジェクト管理計画,機能要求,モデル,スクリプト,テスト計画,テストスクリプト,欠陥報告などの製品ライフサイクル情報 − サービスレベル合意書,記録,方針,手順,その他の文書などのサービスマネジメント項目 この規格の意図は, (1)コンテンツ管理のためのプロセスを定義すること, (2)電子的なデータベースによって支えられたシステムの要求事項をはじめとして,コンテンツを集め,管理し,発行するための構成要素コンテンツ管理システムの要求事項を定義することである。このようなデータベースは,文書又はトピック及びコンテンツ部品を取り扱えることが望ましい。コンテンツ部品は,印刷用,電子的な出力用又は電子媒体によって発行されるコンテンツの集合用の,完全な文書を制作するために組み合わせてもよい。このデータベースは,構成要素コンテンツ管理システム(CCMS)として定義され,文書管理システムとは異なる。構成要素のコンテンツ管理の目標は,一度生成したコンテンツオブジェクトを,リンク機構を通じて印刷した文書だけではなく多数の出力様式で利用することである。 この規格が意図する利用者は,情報(技術文書)の管理者及び作成者並びにコンテンツ管理システムの取得者及び供給者である。コンテンツを開発する組織は,その規模にかかわらず,効果的なコンテンツ管理の解決策を保守すること,並びに技術的コンテンツの作成及び管理のためのベストプラクティスを踏襲することによって,利益を得ることができる。 この規格に適合するシステムは,コンテンツの作成及び管理のためのビジネスニーズ,特に信頼できる情報が単一ソース4)であることのニーズを満たすことができる。一意で,かつ,独立したデータベースオブジェクトとして保守されているコンテンツオブジェクトは,レビュー,承認,及び更新を効率的に行い,複数の納品物を制作するために組み合わせてもよいし,かつ,翻訳するためのコストも低い。 注4) もとになるものがただ一つだけであること。 この規格は,マネジメントシステムの規格ではない。 この規格の箇条6〜箇条11に示したコンテンツ管理プロセスは,JIS X 0160:2012及びJIS X 0170:2013で要求されている情報管理プロセスの特殊化(下位レベルプロセス)である。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO/IEC/IEEE 26531:2015,Systems and software engineering−Content management for product life-cycle, user and service management documentation(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。09-07 JIS X0154
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