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JIS X3004
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JIS X3004:1987 pdfダウンロード。データベース言語NDLDatabase language NDL 1. 適用範囲 適用範囲は,次のとおりとする。 (1) この規格は,次の三つのデータベース言語の構文と意味を規定する。 (a) スキーマ定義言語 : NDLデータベース(以下,データベースという。)の構造と整合性制約 (integrityconstraint) を宣言する。 (b) サブスキーマ定義言語 : データベースについての利用者ビューを宣言する。 (c) モジュール言語とデータベース操作言語 : 特定のデータベース適用業務プログラム (applicationprogram) のデータベース手続と実行可能文を宣言する。 (2) この規格は,データベースに対する論理データ構造と基本操作を定義する。この規格は,データベースの設計・アクセス・保守・制御・保護のための機能を規定する。 (3) この規格は,規格に合致する処理系 (implementation) 間でのデータベース定義と適用業務プログラムの可搬性の手段を規定する。 (4) この規格は,二つの水準を規定する。水準2は,完全NDLデータベース言語とする。水準1は,“13.水準”で定義される部分集合とする。 (5) この規格は,実データベース環境で提供されうる機能のうち,次に掲げるものは規定しない。 (a) 特定の利用者にアクセスと操作の権限を付与するためのアクセス制御機能。 (b) データベース上でより複雑な整合性制約を指定するための付加的整合性制御機能。 (c) スキーマ定義を搬入したり搬出したりするための機能。 (d) 情報交換のために,レコードと親子集合の実現値の集まりを標準ファイルに複写するためのデータベースアンロード機能。 (e) アクセスする適用業務プログラムからスキーマとサブスキーマを使用可能にするためのスキーマデータベース。 (f) スキーマ又はサブスキーマの一部を作成,修正又は削除するためのスキーマ操作言語。 (g) データ辞書 (data dictionary) へのインタフェース。 (h) 標準データベースモジュールと標準言語プログラムを別々に生成するための適用業務プログラム事前処理機能。 (i) 物理記憶構造と物理アクセス方法を定義するためのデータ記憶定義言語。 (j) 利用者が指定する主張 (assertion) と引き金 (trigger) のためのデータベース手続。 (k) データベースに対する非定型アクセスのための自然言語問合せ機能。 (l) 帳票及び図表を作成するための報告書作成機能。 (m) 標準グラフィックスシステムとの直接的データベースインタフェースのためのグラフィックス機能。 (n) 通信ネットワーク中の異なった地点 (node) にあるデータを定義しアクセスするための分散データベース機能。 参考 このような付加的な機能に対する規格は,この規格と上位互換がある方法で規定できる。付加的な機能の幾つかは,この規格の次版以降で規定され,他のものは,別の規格で規定されることもあり,またあるものは,常に処理系作成者の定義によることもある。 (6) この規格は,データベース設計・データ管理・性能最適化のための様々な道具はもちろん,適用業務プログラム言語・エンドユーザ問合せ言語・報告書作成システム・データ辞書システム・プログラムライブラリシステム・分散通信システムを含む環境中に存在する処理系に適用される。 2. 関連規格 関連規格は,次による。 2.1 引用規格 (1) IS X 3001-1982 電子計算機プログラム言語FORTRAN (2) IS X 3002-1980 電子計算機プログラム言語COBOL 2.2 引用国際規格 (1) SO 6160 Programming Languages PL/I...10-13 JIS X3004
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