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JIS Z3285
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JIS Z3285:2017 pdfダウンロード。微細接合用ソルダペーストー 微細粉末を使用するソルダペーストの特性試験方法 Solder paste for micro-joining- Characteristic test methods for solder paste using fine particles 1 適用範囲 この規格は,主として電子機器,通信機器などの配線の微細化による高密度プリント回路基板(例えば,最小導体幅及び最小導体間隙が,60 μm以下のもの。)への配線接続,部品の接続などに用いるJIS Z 3284-1に規定する粉末サイズの記号7及び記号8の微細粉末を使用したソルダぺースト(以下,ソルダペーストという。)の特性試験方法についての規定で,微細であるが故に表面活性力の影響を受けてしまうことに配慮し,JIS Z 3284規格群よりも,精度良く試験するために規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 3001-3 溶接用語−第3部:ろう接 JIS Z 3284-1 ソルダペースト−第1部:種類及び品質分類 JIS Z 3284-3 ソルダペースト−第3部:印刷性,粘度特性,だれ及び粘着性試験 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 3001-3,JIS Z 3284-1及びJIS Z 3284-3によるほか,次による。 3.1 デジタルマイクロスコープ パーソナルコンピュータ又はモニターの画面上に拡大映像を表示する装置。 4 粒度分布測定 4.1 電子顕微鏡式粒度分布試験 この測定は,走査型電子顕微鏡(以下,SEMという。)を用いて,ソルダペーストに使用するはんだ粉末の粒度分布が,その粉末のサイズに合ったものであるかを測定する方法で,次による。 a) 試験の概要 SEM観察によって,ソルダペーストに使用するはんだ粉末の粒度分布を測定する。 b) 装置及び器具 装置及び器具は,次による。 1) スパチュラ(へら) 2) SEM 倍率1 000倍以上で観察でき,画像保存装置付きのもの。 c) 試験の手順 試験の手順は,次による。 1) 100個以上のはんだ粉末をSEMで倍率1 000倍以上で直接観察するか又は画像を保存して観察し,画像解析によってはんだ粉末を球形と仮定してサイズを測定し,JIS Z 3284-1の箇条4(種類)のb) 2)(粉末サイズの分類)で規定する粉末サイズに選別する。 2) 選別した粉末サイズの割合から,測定試料数に対する個数分率(%)として粒度分布を求める。 d) 結果の記録 結果の記録表の例を,附属書Aに示す。 4.2 レーザ回折式粒度分布試験 この測定は,レーザ回折式粒度分布測定装置を用いて,ソルダペーストに使用するはんだ粉末の粒度分布が,その粉末のサイズに合ったものであるかを測定する方法で,次による。 a) 試験の概要 レーザ回折式粒度分布測定装置によって,ソルダペーストに使用するはんだ粉末の粒度分布を測定する。09-11 JIS Z3285
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